男を引き立てる財布なら「新喜皮革のコードバン」
「コードバン」は宝石
皆様、メンズのお財布で「新喜皮革のコードバン」ご存知でしょうか?
「コードバン」とは農耕馬のお尻の部分からのみ採れる希少な革の名前。
(フランスなどで食肉用としてごく少数生産されている農耕馬から採取した原皮を仕入れるため、限られた量しか取れないことから希少性が高いといわれています)
※コードバンは馬のお尻の部分の革のみのため、単なる馬革とは全く異なるものです。
そして「新喜皮革」とはお店の名前です。
でも「新喜皮革」さん。ただのお店ではありません。
世界に2つしかない「上質なコードバン」をなめすことのできるタンナーさん。
※タンナーとは:動物の皮から毛や脂肪などを取り除く処理(なめし加工)をするお店、職人さんのこと。なめし加工を施すことで、動物の皮が「革」に仕上がる。
世界に2つしかない、まさに日本が世界に誇る技術を持ったお店なわけです。
ちなみにコードバンは別名「革の宝石」と呼ばれています。
その理由は、馬のお尻の皮の奥に隠れた「コードバン繊維」を削りだす必要があるから。(「馬のお尻の皮をなめせばコードバンが出来上がる」というわけではなく、そこからさらに削りださないといけないんです)
つまり、なめした革の表面を少しずつ削りながら内部のコードバン繊維を探り当てる行程が「宝石」を探し当てるのに似ているため「革の宝石」と表現されるのだそうです。
そして、コードバンの繊維(コードバンの層)は厚さ約2mm程度と非常に薄いため、それをキレイに削りだせるのは熟練の職人さんだけ。
(馬のお尻の皮がコードバンに生まれ変わるまでに約10ヶ月の作業工程がかかるそうです!)
要するに。
・農耕馬自体が少なくなっており、そのお尻の皮なので非常に希少
・世界に二つしかない「上質なコードバン」のタンナー
・皮をなめし、表面を削って上質なコードバンに仕上げられる職人の希少さ
・皮をなめす作業はなんと10ヶ月!
そうした意味で「新喜皮革のコードバン」は本当に希少な製品・まさに宝石ということになります。
(メンズのお財布で有名なGANZOさんやココマイスターさんも「新喜皮革のコードバン」を使用されているそうです)
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ここまでは「いかに希少か?」というお話ですが、コードバンの魅力はその希少さだけではありません。
コードバンの魅力とは?
革製品の中でもコードバン好きな方が揃って口にされるコードバンの魅力は「①強さ・②美しさ・③エイジング」です。
※「①強さ・②美しさ・③エイジング」はコードバン製品全般(お財布、ベルトなどの製品全般)に言えることですが、この記事では特に「コードバンのメンズ財布」に焦点を当てて書いています。
①強さ
コードバンは非常に頑丈な皮革で、牛革の2倍から3倍の強度を持っているといわれています。(秘密はコードバンという繊維がコラーゲンをぎゅっと凝縮したものだから。ハリがあるのに伸びにくいのだそうです)
なめした際の加工にもよりますがシミや汚れに強いという特徴や、革の表面に傷がついても革が油を吸収してツヤが保たれるため傷が目立たなくなるという特徴があります。
つまり、丁寧に使えば一生輝いてくれる。
男性にとっては、磨き続けると応えてくれて長く愛用できる「一生もの」ってすごく大切にしたくなりますよね。
※ただし強いと言っても革ですから水は厳禁ですし、雑に扱って良いという意味ではありません。
②美しさ
↑は私が使っているコードバンの長財布です。
使用しはじめて2年経ちますが、表面のツヤは全く衰えていません。
2枚目の写真のようにライトを反射するくらいのツヤです。
このツヤ・輝きが長い間続くというのは他の革にはないコードバン特有の美しさと言えます。
③エイジング
エイジングとは、使っていくうちに革の風合いや色味が変化し深みが出てくること、革自体が少しずつ柔らかくなっていくなど手触りの変化が生じることです。
単にくたびれた革になる悪い変化は「劣化」
ツヤが風合いに深みが増したり、堅い部分が柔らかく変化する良い変化が「エイジング」とイメージすると分かりやすいかもしれません。
一般的にお財布は数年で革の表面がくすんでくたびれた見た目になってしまいますが、「強さとハリ、ツヤのある上質なコードバン」の場合は長く使うほどに良い変化=エイジングを楽しむことができます。
私の場合まだ使い始めて2年目でエイジングというほどの変化が出ていませんが、これからが非常に楽しみです。
そんな希少で魅力あるコードバン。
大人の男性として、自分を引き立たせるアイテムとして、ブランドよりも素材や作りなどにこだわってほしい。
特に、革製品にこだわったアイテムを持っているという男性は周りの見る目も違ってきます。
さて、コードバンのメンズ財布ってさぞかしお高いんだろうなぁ……。
…と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
気になるお値段は?
実は!!
「新喜皮革のコードバン」のメンズ財布って驚くほどリーズナブルなんです。
なぜなら国産だから!
(海外にも上質なコードバンのタンナーがありますが、輸入や移送費などの手数料も上乗せされる分、「新喜皮革のコードバン」に比べて高価になってしまいます。)
もちろん、さすがに1万円を切るとかではありません…。
平均しておよそ3~4万円ほどはかかってしまいます。
(逆に1万円以下で変える”コードバン”は質が悪いか偽者の可能性が高いです)
そのため、若干手が出しづらいと思われる方もいらっしゃるのが残念なところ。
(正直、「コードバンの唯一のデメリット」に価格を上げられる方もいらっしゃいます)
ただし、コードバンの原材料であるヨーロッパ産の農耕馬自体の減少傾向が続いており、上質なコードバンを生み出せるタンナー(職人)の数も少ないことから以前と比べて徐々に上質なコードバンは値が上がり続けているのが現実。
将来的に手が出せる価格に留まるのかも不明だったため私は2年前に思い切って購入しました。
実際2年使ってみて前出した写真のとおりの状態なのでコスト的には申し分ないです。
コードバンのお財布は非常に長く愛用できるのが特徴。
使えば使うほど風合いが変わり深みが増していくことを考えれば愛着もわきますし、長い目で見て非常にお得です。
新喜皮革の上質なコードバンのお財布は大人の男性として是非持っておくべきアイテムの一つです。
下記に新喜皮革の上質なコードバンのお財布を扱っているお店の公式サイトを載せましたので興味のある方は是非ご覧になってみてください。
きっとその魅力に惹かれずにはいられないはずです。
※新喜皮革の上質なコードバンの長財布で税込み27,800円と非常にリーズナブルなお店です。(私も、来年進学する友人のお子さんへのお祝いのため↓のお店で良いものを探し中です。)
※ここからは購入を検討されている方のみご覧ください※
もしもあなたが購入を検討されているなら、ポイントを一つ。
コードバンのお財布の選び方のポイントは「裏地とファスナーも確認する」ことです。
ちなみに裏地に牛革や馬革を使うお店が多いですが、これは全く問題ありません。
というのも「コードバン」(コードバン層)は非常に薄い革(厚さ約2mm前後)なんです。そのため表地と裏地をあわせて作る必要があるわけです。
そのうえ、表地と裏地が共にコードバンの場合は価格が非常に高騰しますし、実際に使っていて風合いを増すのは表地のコードバンのため、表地が上質なコードバンであれば十分に長く使えます。
(ただし裏地の強度を考えると、たった一部でも布張りはおすすめできませんから、裏地も革を使っていることは最低限の必須条件です。)
またファスナーは「YKKエクセラ製」がおすすめです。
ファスナーなど革とは別個の”部品”は実は一番壊れやすい部分です。
その点「YKKエクセラ製」は非常に質が良く壊れにくいので、もしファスナー付きを購入される場合は「YKKエクセラ製」を選べば間違いないです。
使い込むほどにツヤも愛着も増す大人の男性のアイテム「上質なコードバンのお財布」
しかも世界に二つしかない上質なコードバンのタンナー新喜皮革さん
新喜皮革さんのコードバンのお財布は非常にお得なアイテムなので、本当におすすめですよ!